医療事務の職場
医療事務ってどういう場所で働くの?
医療事務ってどういう場所で働くの?
医療事務は、総合病院・救急センター・ 診療所・クリニック・専門病院・ 専門医院など様々な医療機関で勤務します。
医療機関の形態によって、勤務状況もさまざまです。
例えば総合病院などの場合は、受付や総務などといった部門に分かれて仕事をすることもありますし、診療所やクリニックなどのような、 入院施設のない医療機関の場合は、レセプト時期以外は定時で帰宅できることが多いようです。
また個人病院の場合は、大きな病院とは違い、雇用人数も少ないため、医療事務としての役割のほかに、看護助手の役割を果たすなど、 医療全般の仕事をするところもあります。
また最近では、医薬分業がすすみ、病院や診療所だけでなく、「調剤薬局」も医療事務の活躍できる場として注目されています。
医薬分業とは、病院や診療所で患者さんに直接お薬を渡さないで、処方せんを発行し、処方せんを街の薬局へ持参して薬をもらう制度です。
この、医師からの「処方せん」にもとづいてお薬を作り、患者さんに提供する薬局のことを調剤薬局といい、 従来は病院でお薬をもらっていたものが、最近は、「調剤薬局」でもらことが増えてきました。
この制度により、年々増加する調剤薬局ですが、調剤薬局では請求業務をできる人が少ないのが現状で、 医療の事務全般の仕事をすることができる医療事務のニーズが、 調剤薬局の現場でかなり高まってきているわけです。
2007年03月22日 19:47